◆ノロウイルス2015 症状 子供【便の色】
こんにちは、「たくろうパパ」です。
今回は、『ノロウイルス』に感染した感染性胃腸炎（ウイルス性胃腸炎）
における
「便の色」についての話題です。
「便の色」に関しては、大人であれば、自分ですぐに気付くことができますが、
特に子供の場合は親が見てあげないとなかなか気付かない場合もあります。
こういうところでも、しっかりと自分の子供の健康状態を把握しておきたいですね♪
さて、『ノロウイルス』に感染したときの主な症状としては
このサイトで何度も説明していることですが、以下のものです。
- 激しい嘔吐
- 激しい下痢（１日あたり２０回以上の症状が出るときも）
- 腹痛が発生するときも
- 発熱（37度～38度の微熱のことが多い）
- 頭痛
- 筋肉痛も伴うことも
もちろん、これらの症状がすべて出るというわけではありません。
場合によっては、下痢だけだったり、嘔吐だけだったりと
ケースバイケースのことも多いようですね。
でも、もし自分の子供が、これら全部の症状に苦しんでしまったときには
親としては、本当にその姿を見るのに苦しい思いをします(;_;)
この「おなかの風邪」とも言われる『ノロウイルス』ですが
今回、「たくろうパパ」が気になったのは
「ノロウイルス発症の時の便の色」です
白い便なら「ノロウイルス」ではない！コレ、本当？？
よく聞いたり、ネット上でも見かける情報で、
白い便なら、ロタウイルス
黄色い便なら、ノロウイルス
というもの。
「たくろうパパ」が調べた限り、ほぼ７０％ほどの
サイトでそのように説明されていますね。
でも、これってホントなのでしょうか？
何故なら、「たくろうパパ」の子供が
ノロウイルスに感染したときには白い便が出ていたからです。
白色便性下痢症
以下、「たくろうパパ」が、徹夜で調査した結果をご報告しますね♪
まず、この白い便の下痢になることを、
「白色便性下痢症」というそうです。
原因は、"
胆汁（たんじゅう）"にあります。
胆汁（たんじゅう）とは、肝臓で生成される黄褐色でアルカリ性の液体のことです。
普段は、胆汁が出ていることで、便の色は通常、黄色がかった色をしています。
しかし、ウイルスが胆道系に感染してしまうと
炎症が引き起こされ、その結果、胆汁の排泄が低下します。
その結果、黄色い胆汁が出なくなれば、
うんちは、黄色に染められることなく、白っぽいクリーム色になるのです。
つまり、なんらかの「ウイルス感染」により肝臓の機能が低下します。
その結果、うんちが白くなるということ。
別に、それは「ロタウイルス特有の症状」ではないということなんです。
他のウイルスであっても、肝臓に機能を低下させて、胆汁が出ないようになると
やはり、うんちの色は白くなるのです。
どうでしょう？？
なるべく簡単に説明したつもりですが
お分かりになりました？
「たくろうパパ」も、この『胆汁』というものが、
うんちを黄色くしているとは全く知りませんでした・・。
で、早速、今回の結論なのですが、
必ずしも白い便だからといって、いつもロタウイルスだというわけではないようです。
つまり、ロタウイルスでは、白い便になることが頻繁にありますが、
「ロタウイルス以外のウイルス性胃腸炎でも白色便になることはある」
「白い便は、必ずしも、ロタウイルスだけに特徴的な症状ではない」
ということになります！！！
白い便が出る可能性のあるウイルスとは、ロタウイルスの他にも
アデノウイルス
ノロウイルス などがあります。
なので、よく言われているように
「白い便だから、ロタウイルスだよ。ノロウイルスじゃない」
というのは間違った認識となります。
とはいっても、実際には、ノロウイルスだろうがロタウイルスだろうが
その治療法にはほとんど差がないというのが実情です。
基本的に安静にすることが治療だからです。
なぜなら、これらのウイルスに効果のある抗ウイルス剤がないからです。
このため、治療法としては、
脱水を防ぐための水分補給
体力を消耗したりしないように栄養補給
などが、その治療の中心になります。
もしくは、脱水症状がひどい場合には、病院にて点滴を行う必要もあります。
なので、基本的に一緒なんですね。
ま、それでも一応、今回のことは知っていても
損はしない知識だとは思います♪
以上、「たくろうパパ」からでした！
→『目次ページ』（他にもノロウイルスに関する記事を書いていますのでどうぞ♪）
スポンサーリンク
2014-12-06 16:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
コメント 0